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リスケジュールは最終手段!返済額を減らし追加融資も狙う借換のコツ

「売上は立っているのに、なぜか手元にお金が残らない…」
「毎月の返済額が重く、資金繰りが厳しい…」
「リスケ(返済条件の変更)は避けたいが、他に打つ手はあるのか?」
円安や原材料価格の高騰で、多くの経営者様がこのような悩みを抱えています。
実は、リスケジュールという最終手段に至る前に、資金繰りを改善し、場合によっては追加融資まで引き出せる「戦略的借換」という一手があります。
この記事を読めば、その具体的な手法と銀行交渉のコツが分かり、自信を持って経営の立て直しを図れます。

1.あなたの会社の返済負担は重すぎる?まずは現状を把握しよう

資金繰りが厳しいと感じたら、まずやるべきことは「自社の返済負担が客観的に見て重いのか」を正しく把握することです。
多くの経営者様が感覚で「キツい」と仰っていましたが、融資審査では客観的な数字が全てです。
以下の簡単な計算で、あなたの会社の「借金完済までの残り年数」を算出してみましょう。

長期借入金の残高合計 ÷ 毎月の返済額合計 = 〇〇ヶ月
〇〇ヶ月 ÷ 12ヶ月 = 残り完済年数

例えば、この年数が「5.5年」なら、あと5年6ヶ月で全ての借入を完済するペースだということです。

2.「完済年数10年」が借換を検討する分かれ道

では、この残り完済年数が何年だったら借換を検討すべきなのでしょうか。
銀行の内部的な感覚として、運転資金の返済期間は7年〜10年が一般的です。
もしあなたの会社の残り完済年数がこれを大幅に下回っている(例えば5年など)場合、毎月の返済負担が過大になっている可能性があります。
つまり、残り完済年数が10年未満であれば、複数の借入を一つにまとめ、返済期間を最長の10年に延ばすことで、毎月の返済額を減らせる可能性があるのです。
これが「戦略的借換」の基本の考え方です。

3.【事例で学ぶ】借換の成否を分けた分岐点

同じ借換でも、その目的とやり方によって結果は大きく変わります。

【成功事例①】年商7,000万円の製造業A社(守りの借換)
状況 原材料高騰で利益が圧迫され、資金繰りが悪化。残り5年で完済予定の借入が複数あり、月々の返済額が100万円と重荷になっていた。
希望 複数の借入を一本化し、月々の返済負担を軽減したい
結果 信用保証協会の借換保証制度を活用し返済期間を10年に延長。月々の返済額が60万円に減り、キャッシュフローが大幅に改善!
評価されたポイント ①現状の資金繰り表と借換後の予測資金繰り表を提出。返済額軽減による効果を「見える化」した。
②「資金繰りを安定させ、経営基盤を立て直したい」という堅実な目的を明確に伝えた。

《融資の視点》
A社の勝因は借換を「延命」ではなく「経営立て直しのための戦略」として位置づけ、その効果を数字で示した点です。
銀行は、その場しのぎの資金繰り対策を嫌います。
計画性のある提案は、むしろ経営者の評価を高めるのです。

【成功事例②】年商1億円のITサービス業B社(攻めの借換)
状況 業績は好調だが複数の短期借入があり、資金管理が煩雑になっていた。
希望 既存借入の借換に加え、新規事業のための追加融資500万円を上乗せしたい
結果 借換+追加融資の合計2,000万円の融資に成功!月々の返済額は以前とほぼ変わらず、新規資金の獲得を実現。
評価されたポイント ①説得力のある事業計画書を提出。追加融資で取り組む新規事業の収益性を具体的にアピールした。
②「借換で財務をスリム化し、その上で未来に投資したい」という前向きなストーリーを語った。

《融資の視点》
これが「攻めの借換」の理想形です。
B社は、借換を単なる守りの一手ではなく、事業を成長させるジャンプ台として活用しました。
銀行は未来への投資意欲が旺盛な経営者を積極的に支援したいと考えています。

【失敗事例】年商4,000万円の小売業C社
状況 コロナ禍で受けたゼロゼロ融資の返済が重く借換を検討
結果 借換には成功し一時的に返済額は減ったが、その半年後に急な資金需要が発生した際、新規融資を断られてしまった。
問題視されたポイント ゼロゼロ融資が持っていた「別枠保証」という特別な保証枠を借換によって通常の保証枠に組み込んでしまった。

《融資の視点》
これは非常に多く、そして深刻な失敗例です。
C社の社長は、借換のデメリットを全く理解していませんでした。
特にコロナ関連融資からの借換は、こうした「見えないリスク」を伴います。
担当者は積極的に説明しないこともあるため、経営者自身が知識武装、銀行員への確認をする必要があるのです。

4.【実践】借換の前に必ず確認すべき5つの落とし穴

借換は魔法の杖ではありません。
メリットの裏にあるリスクを理解しないと、C社のように後で泣きを見ることになります。
以下の5つの点は、銀行に相談する前に必ず自問自答してください。

【借換のリスク回避チェックリスト】

チェック 確認すべきリスク 対策と心構え
支払利息の総額は増えないか? 返済期間が延びる分、利息総額は増えるのが通常です。目先の返済額だけでなく長期的なコストも許容できるか判断しましょう。
新たな手数料・保証料は高くないか? 借換には新たな費用がかかります。そのコストを払ってでもキャッシュフローを改善するメリットがあるかを慎重に検討してください。
金利は今より高くならないか? 会社の業績が悪化している場合、今より高い金利を提示される可能性があります。複数の金融機関に相談し条件を比較することが重要です。
そもそも審査に通る見込みはあるか? 業績が著しく悪化している場合、借換審査自体に通らないことがあります。まずは現状を正直に銀行に相談し感触を探りましょう。
「特別な保証枠」を失わないか? コロナ関連融資など、特別な保証枠を持つ融資からの借換は特に注意が必要です。「この借換で保証協会の利用可能な枠は変わりますか?」と必ず担当者に確認してください。

6.まとめ:借換を「経営改善の武器」に変えるために

最後に、資金繰りを改善する「戦略的借換」を成功させるための要点をまとめます。

(1)まずは「借金完済までの残り年数」を計算し自社の返済負担を客観的に把握しましょう。
(2)残り完済年数が10年未満の場合、借換によって月々の返済額を軽減できる可能性があります。
(3)借換は、返済負担を減らす「守り」だけでなく、追加融資を狙う「攻め」の武器にもなります。
(4)業績が好調なうちに財務をスリム化する「予防的借換」も非常に有効な戦略です。
(5)借換による金利や保証枠への影響など、デメリットを正確に理解することが失敗を避ける最大の防御策です。
(6)特にコロナ関連融資からの借換は「別枠保証がどうなるか」を必ず確認してください。
(7)銀行には借換を「未来への戦略」として、具体的な事業計画と共に提案しましょう。

資金繰りが厳しい時ほど、経営者の冷静な判断力と計画性が試されます。
目の前の返済に追われるだけでなく借換という選択肢を戦略的に活用することで、会社の未来を切り拓く道が見えてくるはずです。

7.次のアクションプラン

この記事を読んで「うちも借換を検討すべきかもしれない」と感じた社長様。
その気づきが大きな一歩です。
早速、今日から以下の3つのアクションを始めてみましょう。

(1)全ての借入の返済予定表を準備し「借金完済までの残り年数」を実際に計算してみる。
(2)本記事の「借換のリスク回避チェックリスト」を使い、自社にとってのリスクがないか確認する。
(3)計算結果とチェックリストを確認後、取引銀行の担当者に「借換による資金繰り改善について相談したい」と切り出してみる。







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