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知らなかったでは済まない!「資金使途違反」で融資がストップするリスクと正しい資金使途の説明方法

「事業計画書はどう書けば…」「面談で何を話せば…」と悩みは尽きないと思います。
そして、無事に融資が決まった時の安堵感は、何物にも代えがたいものでしょう。
しかし、本当に恐ろしいのは、実はその「後」かもしれません。
この記事では、融資審査の最重要項目である「資金使途」と、多くの経営者がその重大さに気づいていない「資金使途違反」のリスクについて解説します。
あなたの会社の未来を守るために最後までお読みください。

1.なぜ銀行は「資金使途」をこれほどまでに重視するのか?

銀行員が稟議書を書く際に最も重視していること。
それは「お貸ししたお金が、計画通りに使われ、きちんと利益を生み出し返済に繋がるか」という一点に尽きます。
銀行員にとって、資金使途が明確な融資は「未来への投資」です。
しかし、使い道が曖昧だったり、約束と違うことに使われたりすると、それは「ギャンブル」に変わってしまいます。
「とりあえず手元にお金があれば安心」という気持ちは痛いほど分かりますが、その考えでは融資の審査は通過できません。
「何のために、いくら必要で、それをどうやって返すのか」
このストーリーを具体的に語れることが、融資の絶対条件なのです。

2.審査で評価される!「設備資金」と「運転資金」の正しい伝え方

融資は大きく分けて「設備資金」と「運転資金」の2種類があります。
それぞれの性質を理解し、的確に説明することが重要です。

(1)設備資金:客観的な証拠で「明確さ」を示す

設備資金とは、将来の売上を作るための「投資」に関わるお金です。

【具体例】
・店舗やオフィスの内装工事費
・製造機械、厨房機器
・業務用車両、PCなどの什器備品
・自社開発のシステム費用

【評価ポイント】
設備資金の審査はシンプルです。「何にいくら使うのか」を客観的な証拠で示せるかが全て。その最強の武器が「見積書」です。
できれば複数社から相見積もりを取ってください。「この社長はコスト意識が高く、堅実な経営をする方だ」という、あなた自身の評価にも繋がります。
見積書さえあれば、銀行員も稟議書が書きやすくなるのです。

(2)運転資金:資金繰り表で「必要性」を語る

運転資金とは、日々の事業活動を円滑に回すための「血液」となるお金です。

【具体例】
・商品の仕入代金
・人件費、家賃などの固定費
・外注費、広告宣伝費

【評価ポイント】
運転資金は設備資金と違って「モノ」として形に残りません。
だからこそ、「なぜ、今、この金額が必要なのか」を具体的に説明する責任が経営者にはあります。ここで威力を発揮するのが「資金繰り表」です。
「来月、大口の受注があるため仕入資金が500万円不足します」「新店舗のオープンに伴い、採用したスタッフ3名分の人件費として3ヶ月分、300万円が必要です」というように、売上の増減や事業イベントと連動させて説明できると説得力が格段に増します。

3.【事例で学ぶ】資金使途の説明が分けた融資の結果

【成功事例①:設備資金】年商1億円の製造業A社
希望額 2,000万円(最新のNC旋盤導入)
結果 満額2,000万円の融資に成功
【評価されたポイント】
①複数見積もりの提出 メーカー2社から見積書を取り、性能と価格を比較検討した資料を添付。コスト意識の高さをアピール
②投資対効果の明示 新機械導入により「生産性が1.5倍になり、人件費が年間◯万円削減でき、新規受注が◯件見込める」という具体的なシミュレーションを事業計画書で示した。
【成功事例②:運転資金】年商8,000万円のITサービス業B社
希望額 1,000万円(大型案件受注に伴う増加運転資金)
結果 希望額満額の融資に成功
【評価されたポイント】
①根拠資料の充実 受注が確定しているクライアントとの「契約書」を提出。
②詳細な資金繰り表 「いつ、どの外注先に、いくら支払う必要があるか」を月次の資金繰り表で明確に提示。資金が必要なタイミングと金額の妥当性を完璧に説明した。
【失敗事例:資金使途違反】年商5,000万円の建設業C社
状況 事業運営は比較的順調。ダンプカー(設備)を購入し事業を伸ばしていきたい状況
融資額 設備資金800万円
【問題視されたポイント】 ①実際に購入したダンプカーは600万円。差額の200万円を納税資金に無断で流用。
②融資後の決算書チェックで、車両の固定資産額と借入額が合わないことから資金使途違反が発覚。
結果 銀行との信頼関係は崩壊。「今後の追加融資は一切お断りします」と通告され、その後の資金繰りが極端に悪化。信用保証協会付きだったため完済するまで、他行での融資も厳しくなってしまった。

4.絶対NG!「資金使途違反」が招く最悪のシナリオ

C社の事例は決して他人事ではありません。
「バレないだろう」「少しだけなら…」その甘い考えが、会社を倒産の危機に追い込みます。
資金使途違反が発覚した場合、銀行から科されるペナルティは主に以下の通りです。

(1)【最悪の場合】融資金の一括返済請求

契約違反として、残っている借入金の全額をすぐに返すよう求められることがあります。

(2)【ほぼ確実】新規・追加融資の停止

違反した融資を完済するまで、新たな融資を受けられません。
完済したとしても、一度「約束を破った会社」というレッテルを貼られると、その銀行から再び融資を受けるのは極めて困難になります。

【ここだけの話ですが…】
銀行員は、融資後の会社の状況をチェックしています。
設備資金であれば、融資金は支払い先に直接振り込むことが多く、決算書の固定資産台帳も確認します。
運転資金でも、不自然な大きなお金の動きがあればすぐに分かります。ごまかしは効かないと思ってください。

5.資金使途Q&A

Q1. 借りた設備資金が、見積もりより安く済みました。余ったお金はどうすれば?

A1.絶対に自己判断で使わず、すぐに銀行の担当者に報告・相談してください。
「正直に話してくれてありがとう」と、あなたの誠実な評価に繋がります。
繰り上げ返済するか、他の必要な経費に充当できるかなど、一緒に解決策を考えてくれます。

Q2. 急な支払いが発生!運転資金で借りたお金を、計画外の支払いに使ってもいい?

A2.これも担当者に相談してください。
「当初の計画では仕入代金の予定でしたが、急な修繕費が発生したため、こちらに充当してもよろしいでしょうか?」と一本電話を入れるだけでいいのです。
そのコミュニケーションが、あなたと銀行の信頼関係を守ります。

6.まとめ:銀行との信頼関係を守るための鉄則

(1)融資の目的である「資金使途」を明確に説明することが、審査の絶対条件。
(2)設備資金は「見積書」で客観的に、運転資金は「資金繰り表」で具体的に説明する。
(3)約束した使い道以外にお金を使う「資金使途違反」は、銀行との信頼を破壊する最悪の行為。
(4)設備資金で借りたお金を運転資金に流用するのは絶対にやってはいけない。
(5)計画に変更が生じたら自己判断せず、事前に銀行担当者に相談する。
(6)誠実な報告・連絡・相談が、長期的なパートナーシップの礎となる。

7.次のアクションプラン

社長、資金使途の重要性をご理解いただけたでしょうか。未来のリスクを回避するために、今すぐ行動しましょう。

(1)これから申し込む融資が「設備資金」か「運転資金」かを明確に切り分ける。
(2)設備資金なら「相見積もり」、運転資金なら「向こう3ヶ月分の資金繰り表」の作成に着手する。
(3)携帯電話に銀行担当者の番号を登録し「困ったらまず相談する」という習慣を今から身につける。

厳しいことも申し上げましたが、全ては社長と会社に長く成長し続けてほしいという想いからです。
誠実な経営をしていれば、銀行は必ずあなたの力になってくれます。







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