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創業融資は1回目が全て!審査通過の鉄則とNGになる致命的な間違い

「いよいよ自分の事業を始めるぞ!」
その熱い想いを胸に、事業の成功に不可欠な「資金」の壁に直面していませんか?

「何から手をつければいいかわからない…」
「申込書を出せば融資を受けられるんだろうか?」
「一度断られたら、もう二度とチャンスはないの?」

創業期の社長が抱える資金調達の不安は痛いほどよくわかります。

創業融資は、一発勝負です。そして、
その成否は「準備」が9割を占めます。

この記事では、単なる手続きの解説ではありません。
審査の裏側、多くの創業者が見落としがちな致命的なミス、そして融資を成功させるための具体的なノウハウを、お伝えします。

この記事を最後まで読めば、あなたは自信を持って創業融資への一歩を踏み出し、夢を実現するためのスタートラインに立つことができるはずです。

この記事に関する目次

1.創業融資は「準備」が9割!創業者が犯す3つの間違い

多くの方が「想い」はあっても「準備」が足りず、融資の壁に跳ね返されてしまいます。
審査現場で見てきた「本当にもったいない…」と感じた3つの典型的な間違いからお話ししましょう。

間違い①:「申込書を出せばOK」という大きな勘違い

日本政策金融公庫や信用保証協会のウェブサイトにある申込書を埋めて提出すれば、審査が始まると思っていませんか?
これは大きな間違いです。

申込書そのものではなく、「その内容を裏付ける証拠とストーリー」です。
例えば、「売上見込み1,000万円」と書いてあっても、その根拠がなければただの希望的観測でしかありません。
なぜその数字になるのか、具体的な顧客リストや類似の市場データなど、客観的な裏付けがなければ、稟議書に「計画の実現可能性は低い」と書かれてしまいます。

間違い②:「事業目的の詰め込みすぎ」は信用の低下を招く

法人登記の際、「将来やるかもしれないから」と、事業目的を何十個も入れていませんか?これは逆効果です。

「結局、この会社は何をしたいんだろう?」「軸が定まっていないのでは?」という疑念しか生まれません。
特に、許認可が必要な業種(建設業、古物商など)を安易に入れるのは絶対NGです。
面談で「この許認可は?」と聞かれ、「いえ、やる予定はないです」と答えれば、「計画性のない人だ」と判断され、信用はガタ落ちです。
事業目的は、これから始める中核事業に絞り込みましょう。

間違い③:「事務所の間借り」は事業の本気度を疑われる

コストを抑えるために、友人や知人の事務所を間借り(転貸)して登記しようと考えていませんか?
注意が必要です。
銀行や保証協会は、融資前に必ず事業の実態を確認しに事務所を訪問します。
その際に、会社の看板もなければ、独立したスペースもない「間借り」状態では、「本当にここで事業を営んでいるのか?」と事業実態を疑われます。
これでは融資の実行は困難です。
せめて、正式な転貸借契約を結び、郵便物が確実に届く体制を整えるなど、事業の拠点としての実態を証明する準備が不可欠です。

2.【元銀行員が暴露】融資審査の裏側と「一発NG」になる禁じ手

さらに踏み込んで、審査で一発NGになりかねない「禁じ手」についてお話しします。
これを知らずに申し込むのは、あまりにも無謀です。

(1)最も重要な「自己資金」で見られる“お金の流れ”

創業融資で最も重要視されるのが自己資金です。そして、我々が見ているのは、通帳の最後の残高ではありません。
「コツコツと計画的に貯めてきたか」というプロセス(お金の流れ)です。

①一発NGの「見せ金」

融資申込の直前に、親や友人から一時的に借りたお金をドカンと入金する「見せ金」。
これは100%バレます。
通帳のコピーを最低でも半年分は確認し、不自然な入金があれば「このお金はどうされたのですか?」と必ず質問します。
ここで嘘をついた瞬間、あなたの信用はゼロになり、融資は絶望的です。

②タンス預金はNG

コツコツ貯めたタンス預金も、そのままでは自己資金と認めてもらえません。
定期的に自分の口座に入金してきた履歴がなければ、「どこからか借りてきたのでは?」と疑われてしまうのです。

(2)その希望額、本当に必要?「どんぶり勘定」は即否決

「とりあえず1,000万円くらい必要かな」といった、どんぶり勘定での申し込みは絶対にやめましょう。

融資申込額には、一つひとつ明確な根拠が必要です。
店舗の改装費、設備の購入費、仕入費、当面の運転資金…。これらすべてについて、見積書や事業計画に基づいた具体的な金額を積み上げて説明できなければなりません。
根拠のない金額は、経営者としての計画性のなさを露呈するだけです。

3. 融資の明暗を分けた!リアルな成功・失敗事例

理論だけでなく、実際の事例を見てみましょう。ほんの少しの差が、結果を大きく左右します。

成功事例①:準備万端で満額回答!Web制作会社A社のケース
状況 代表はWebデザイナーとして5年の実務経験あり。独立を決意
融資希望額 800万円(日本政策金融公庫)
結果 満額の800万円で融資実行
【評価されたポイント】
①明確な自己資金 3年間の給与振込口座を提示。毎月5万円ずつ貯金している流れが明確で、計画性が高く評価された。
②具体的な事業計画書 既に取引が見込めるクライアントからの受注内示書や見積書を添付し、売上計画の実現可能性を客観的に証明した。
③根拠ある資金計画 PCやソフトウェアの購入見積書、事務所の賃貸借契約書を全て揃え、800万円の必要性を完璧に説明した。
成功事例②:経験と熱意で逆転!カフェ開業Bさんのケース
状況 カフェで10年の店長経験。自己資金が目標より少なめ。
融資希望額 1,000万円(信用保証協会付融資)
結果 800万円で融資実行
【評価されたポイント】 自己資金比率が低かったものの、面談でのアピールが成功。長年の店長経験で得た常連客リストや、具体的なメニュー構成、原価計算まで詳細に語り、「この人なら事業を成功させられる」という熱意と専門性が伝わった。一部計画の修正にも柔軟に応じ、信頼を得た。
失敗事例:良かれと思って…登記で失敗したコンサルタントC社のケース
状況 会社員時代の経験を活かし、経営コンサルタントとして独立
融資希望額 500万円
結果 融資否決
【評価されたポイント】 人登記の際に、「将来のため」と考え、経営コンサルティングの他に「不動産仲介」「古物商」「飲食店経営」「投資顧問業」など、事業目的を20個も記載。面談で「不動産の許認可は?」と問われ、しどろもどろに。「本業が定まっておらず、計画性に乏しい」と判断され、事業内容を深く聞いてもらう前に審査が終わってしまった。

3.これで面談も怖くない!創業融資で必ず聞かれる4大質問と模範解答

面談は、あなたの「人柄」と「本気度」を伝える最大のチャンスです。以下の質問には必ず答えられるように準備しておきましょう。

Q1. 「なぜこの事業を始めようと思ったのですか?」(動機と経験)

【NG回答】「儲かりそうだと思ったからです」
【OK回答】「前職で〇〇という課題に直面し、それを解決したいと強く思うようになりました。10年間の業界経験で培った△△というスキルと人脈を活かせば、お客様に貢献できると確信しています。」
【ポイント】自身の経験と事業内容を結びつけ、社会貢献性や熱意を語ること。

Q2. 「自己資金はどのように貯めましたか?」(計画性と堅実さ)

【NG回答】「親から借りました」(※贈与契約書があれば別)
【OK回答】「この事業を始めると決めた3年前から、毎月の給料から〇万円ずつ、開業資金として計画的に貯めてきました。こちらの通帳がその履歴です。」
【ポイント】通帳を見せながら、計画性と堅実さをアピールすること。

Q3. 「売上の見込みはどう試算しましたか?」(具体性と客観性)

【NG回答】「1日10人くらいは来てくれると思うので…」
【OK回答】「店舗前の通行量調査では平日〇人で、そのうちの5%が来店すると仮定しました。客単価は近隣店の調査から〇円と設定し、平日〇円、休日〇円の売上を見込んでいます。こちらがその調査資料です。」
【ポイント】 希望ではなく、客観的なデータや調査に基づいた「根拠」を示すこと。

Q4. 「もし計画通りに進まなかったら?」(リスク管理能力)

【NG回答】「計画通りに進むように頑張ります」
【OK回答】「売上が計画の80%だった場合も想定しています。その際は、まず広告宣伝費を〇円削減し、それでも厳しい場合は役員報酬を△円カットして、最低でも半年間は事業を継続でき資金繰り計画を立てています。」
【ポイント】最悪の事態を想定し、具体的な対応策を準備していることを示すこと。

4.まとめ:創業融資は「準備」と「誠実さ」で決まる

最後に、創業融資を成功させるための鉄則をまとめます。
これだけは必ず胸に刻んでください。

(1)創業融資は「一発勝負」。最初の申し込みで信用を失うと、挽回は極めて困難。
(2)銀行員が見ているのは、「コツコツ貯めた自己資金」と「根拠のある事業計画書」
(3)「見せ金」「事業目的の詰め込みすぎ」「実態のない事務所」は、信用を失う三大NG行為。
(4)面談は、書類では伝わらないあなたの「熱意」と「誠実さ」を伝える最大のチャンスである。
(5)売上計画は楽観的に、資金繰り計画は悲観的に。リスク管理能力も審査されている。
(6)創業融資は、単にお金を借りる行為ではない。あなたの事業の未来を応援してくれるパートナーを見つけるための第一歩である。

5.さあ、次の一歩へ!今すぐやるべき3つのアクションプラン

この記事を読んで、「自分にもできそうだ」と感じていただけたなら嬉しいです。その熱意が冷めないうちに、すぐに行動を始めましょう。

(1)自分の通帳(半年分以上)をコピーし、お金の流れを確認する。
自己資金がどのように形成されたのか、第三者に説明できるかを確認してください。
もし不自然な入金があれば、その理由を明確に答えられるように準備しましょう。

(2)事業計画書の「骨子」をA4一枚に書き出す。
「誰に」「何を」「どのように提供して」「どうやって儲けるのか」。
この4点を、具体的な数字の根拠(見積書、市場データなど)と共に書き出してみましょう。
これがあなたの事業の設計図になります。

(3)日本政策金融公庫や地域の信用保証協会のサイトを熟読する。
まずは敵を知ることです。
どんな制度があるのか、どんな書類が必要なのかを自分の目で確認し、分からない言葉があれば調べてみましょう。
これが準備の第一歩です。

創業は孤独な挑戦ですが、あなたは一人ではありません。
日本政策金融公杜や信用保証協会は、あなたの夢を応援するために存在しています。
誠実な準備を重ね、自信を持ってその扉を叩いてください。







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