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【中小企業経営者向け融資マニュアル】融資審査の面談を突破するポイントとは?


資金調達は、事業を成功させるための重要な要素です。中でも、日本政策金融公庫からの融資は、低金利という大きなメリットがあるため、多くの企業が利用を検討しています。

しかし、審査基準や必要書類、面談対策など、スムーズに融資を受けるためには、事前にしっかりと準備しておく必要があります。

この記事では、日本政策金融公庫の融資審査における面談に焦点を当て、中小企業経営者の方向けに、面談の流れやポイント、そして押さえておくべき注意点などを詳しく解説していきます。

 1. 融資面談は準備が9割!成功のカギを握る事前準備とは?

融資の可否を大きく左右する面談は、基本的に1回きりの勝負です。

そのため、事前の準備が非常に重要になります。

1-1. 面談の連絡と日時調整

書類提出後、数日以内に担当者から電話で連絡があり、面談の日時調整を行います。
面談の来店日時が決まると、通常は郵送でも
①面談日時と場所
②面談日当日に持参して欲しい資料等
が記載された書面が指定した「主な郵送先」に届きます。
(郵送先については電話連絡があった時に担当者に郵送物をどこに送付するのかの確認がありますのでご安心下さい。)

1-2. 面談場所と時間

面談は、日本政策金融公庫の窓口や個別のブースで行われます。
面談時間は、通常1時間程度ですが、担当者と話しがはずんだり、逆に質問されることが多いとまれに2時間程度の長時間になることもあります。
なお、面談時に代表者の他にコンサルサイトや税理士が同席していたとしても、代表者のプライベートのことが聞かれる場合には、一時的に離席を求められますので、代表者1人で対応することになります。

1-3. 必須!面談時に持参する書類

以下の書類で申し込みは可能ですが、追加書類が必要になるとお考え下さい。

(1)申込時

(1)創業融資の場合

①借入申込書
②創業計画書
③見積書(設備資金申込の場合)

(2)既に事業をおこなっている場合

①借入申込書
②企業概要書
③法人の履歴事項全部証明書
④確定申告書若しくは決算報告書(別表、勘定科目明細書、法人事業概況説明書等一式)
⑤見積書(設備資金申込の場合)
⑥許認可証(飲食店などの許可・届出等が必要な事業を営んでいる方)

(2)面談時

面談には、以下の書類を用意する可能性があります。

①通帳(直近6か月分以上):法人設立1期目の場合は、資本金の根拠となる通帳も必要です。
②借入金の残高がわかる書類(個人・法人共)
③納税関係の書類(納付書のコピー:納付日を知りたいため)
④代表者の運転免許証(両面)またはパスポート(顔写真のページおよび現住所等の記載のあるページ)
⑤許認可事業を行っている場合は許認可書(建設業にかかわる事業については許認可の有無は聞かれる可能性があります。)
⑥売上が分かる書類(請求書)や支払が分かる書類⑦法人設立時は定款

※通帳は資金の流れを示す重要な資料となるため、必ず直近までの記帳を済ませておきましょう。
※持参すべき書類が無い場合や当日用意出来なかった場合は取り敢えず用意できる書類で面談にのぞんでください。
※当日用意できなった書類については面談時に担当者に言っていただければ基本的に後日郵送やメール対応で大丈夫です。

2.通帳が最大のポイント

通帳はどのような場合も必須になりますので、直近までの記帳を行うことをしてください。

なお、通帳の確認ポイントは創業の場合は自己資金やクレジット、光熱費や家賃など比較的個人の引き落とし関係を確認されていますが、法人設立後事業を運営している場合は、通帳残高の毎月の最大値と最低値を確認しています。
これは事業運営上の必要運転資金をその場で簡易的に把握しようとしているとお考え頂いて大丈夫です。

3. これで完璧!融資面談で高評価を得るための3つの戦略

3-1. ビジネスモデルを理解してもらう

融資担当者は、あらゆる業界の専門家ではありません。

専門用語を避け、誰にでも理解できる言葉で、ビジネスモデルや将来性について説明することが重要です。

※融資の可否は、経営者にとって一喜一憂する一大イベントです。 希望通りの金額で融資が受けられる場合もあれば、減額されたり、最悪の場合、断られてしまうこともあります。

融資面談で重要なのは、あなたのビジネスモデルがいかに素晴らしくても、審査担当者に理解してもらえなければ意味がないということです。

「事業計画書を提出したから、担当者は私のビジネスを理解しているはず」と考えるのは危険です。

なぜなら、融資審査担当者の多くは、実際にビジネスを経験したことがないからです。 そのため、専門用語や業界特有の話をしても、理解してもらえない可能性が高いのです。

結果として、「理解できない=よく分からない、不安だ」と判断され、融資減額や融資拒否に繋がってしまうかもしれません。

面談では相手がしっかり理解できるように丁寧に説明することが大切です。

【ポイント】

* 専門用語は避け、誰にでもわかる言葉で説明する
* 図や表などを活用し、視覚的にアピールする
* 具体的な数字や事例を交え、説得力を高める

3-2. 分かりやすい書類で好印象!事業計画書は最強の武器

事業計画書は、あなたのビジネスを理解してもらうための重要なツールです。

簡潔で分かりやすく、具体的な数字や図表などを用いることで、説得力が増します。

※融資面談をスムーズに進める、そして融資獲得に近づけるためには、審査担当者に理解しやすい書類を用意することが何よりも重要です。

なぜなら、融資審査は基本的に書類審査から始まるからです。

分かりやすく、簡潔で、ビジネスの内容がひと目でわかる書類であれば、担当者も安心して審査を進めることができます。 その結果、質問も要点を押さえたものになり、面談はスムーズに進むでしょう。

逆に、書類に不備が多いと、担当者は内容を理解するために、より厳しい質問を多く投げかけることになります。

「なぜこの事業を始めたのか?」「この数字の根拠は?」

このような質問に、書類を見ながらしどろもどろで答えることになったら… 担当者には、「事業内容を理解していない」「準備不足だ」というネガティブな印象を与えてしまいます。

そうなると、せっかくの事業計画も上手く伝わらず、融資審査に悪影響を及ぼす可能性も。最悪の場合、融資を断られることも考えられます。

書類をある程度完璧に 準備しておけば、担当者からの質問にも、「ここに記載しています」「この資料をご覧ください」と、落ち着いて対応できます。

担当者は多くの相談者を抱え、時間がないため、提出された書類を隅々まで確認することは稀です。

「提出したのに、読んでいない!」と腹を立てるのはNGです。

むしろ、事前に提出した書類で回答できる質問もあると理解しておきましょう。

書類が完璧であれば、担当者も質問を減らし、雑談やビジネスの展望など、前向きな話に時間を割くことができます。

「この事業、面白そうですね!」「今後の目標は?」

このような質問が出始めたら、融資審査は良い方向に進んでいると考えて良いでしょう。

分かりやすい書類で、あなたのビジネスの魅力を最大限に伝えましょう!

3-3. 得意分野で勝負!熱意と自信を持って伝えよう

面談は、あなたのビジネスに対する熱意を伝える絶好の機会です。

事前に質問内容を想定し、自信を持って回答できるよう準備しておきましょう。

※融資を申し込む際、つい「貸してもらう」という立場上、萎縮してしまいがちです。

しかし、融資担当者のペースに巻き込まれてしまっては、あなたのビジネスの魅力が伝わりません。

融資面談は、あなたのビジネスについて、熱意を持って語れる絶好の機会です!

「この売上は、どんな商品から生まれているのですか?」
「将来は、どんな事業展開を考えていますか?」

聞かれたことには自信を持って、あなたのビジネスがいかに収益を生み出し、成長していくのかをアピールしましょう。

そのために、

①事業計画書や収支計画書など、数字で説明する資料は事前にしっかりと作成しておく。
②専門用語は避け、誰にでもわかる言葉で説明する。
③図表やグラフなどを活用し、視覚的にアピールする。

これらのポイントを意識することで、難しい質問にも落ち着いて対応できます。

面談は一度きりの勝負!

あなたの熱意と準備で、融資担当者を納得させ、融資獲得に近づけましょう!

4.まとめ 万全の準備で面談を成功させ、資金調達を実現しよう!

融資面談は、事業計画の内容はもちろん、経営者自身の熱意や人柄も評価対象となります。

この記事で紹介したポイントを踏まえ、しっかりと準備を行い、自信を持って面談に臨みましょう。







※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の状況に応じたアドバイスではありません。
実際の資金調達に際しては、金融機関や専門家への相談をお勧めします。

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