創業融資マニュアル
公開日:2020/01/03

借入手続きの流れを知ろう

借入手続きの流れを知ろう

借入手続きの流れを知ろう(創業融資)

1、融資着金までのおおその期間

日本政策金融公庫に申し込みするか、または金融機関経由で保証協会付融資や市区町村等(自治体)の制度融資を申込むかによって手続きや実行までの期間が違います。

(1) 日本政策金融公庫ケース

日本政策金融公庫の場合、申し込んでから融資が実行される(会社の口座に融資金額が入金されるまで)までに、大体の目安として1ヶ月程度かかると思っていただければと思います。

(2) 信用保証協会付き融資のケース

信用保証協付き融資の場合、申し込んでから融資が実行される(会社の口座に融資金額が入金されるまで)までに、大体の目安として1ヶ月~1ヶ月半位かかると思っていただければと思います。

(3) 制度融資のケース

制度融資の場合、市区町村等の自治体の審査が通常より余分にありますので通常の信用保証協会付き融資より、融資可否判断、着金までに時間がかかると考えておいた方が良いでしょう。

具体的には、市区町村等の制度融資の場合は、市区町村が直接融資を行うわけではなく、市区町村等(自治体)、信用保証協会、金融機関の3者が協力をして中小企業の資金調達の円滑化を図ろうとする制度ですので、通常は、市区町村等(自治体)に行き、面談等が行われた後に金融機関への「あっせん書」が渡され、それから本格的な融資申込となる為、時間がかかるのです。

2、制度融資の申し込み手順

自治体によって申込手順は違う場合がありますが、
具体的には、
(1)申込書および必要書類を添えて、窓口に提出し、併せて中小企業診断士等との面談があります。
(通常、所要時間は約40分程度~約1時間程度で複数回)。

(2)審査終了後、金融機関宛てのあっせん書及び提出書類が渡されます。

(3)あっせん書と必要書類を金融機関に提出します。

(4)金融機関が経営内容について審査し、融資取扱いの可否判断を決定します。
※これは、あくまで、金融機関内での判断であり、金融機関の審査が通過した等としても、信用保証協会の審査があります。

(5)金融機関で取扱可となされた後、金融機関経由で信用保証協会に、保証の申込みがなされます。

(6)創業時の場合、信用保証協会の担当者と面接が行われます。
※通常、事務所に来社し、事業内容等の聴取・確認があります。

(7)保証が決定された後、再度、金融機関の事務手続きがなされ融資が実行されます。
となります。

自治体によって制度が異なりますので各自治体のホームページ等で確認頂くことが良いでしょう。
なお、通常の信用保証協会付き融資は、市区町村等の自治体での諸手続きがないと考えると分かり易いと思います。

3、日本政策金融公庫の申し込み手順

また、日本政策金融公庫の場合は、信用保証協会の取り扱いと異なり通常は下記のような手順となります。
※申込窓口は、通常、法人で創業される方は本店所在地、個人で創業される方は創業予定地の近くの支店となります。

(1) 申込

創業計画書、借入申込書等を持参し支店窓口に行きます、
なお、生活衛生関係の事業を営む方は、都道府県知事の「推せん書」または、生活衛生同業組合の「振興事業に係る資金証明書」が必要となります。
また、飲食店営業、理容業、美容業、クリーニング業などの生活衛生関係の営業を営む方は、推せん書または振興事業に係る資金証明書の提出後の受付となります。

(2) 面接まで

申込書を提出してから1~2週間程度で、日本政策金融公庫の担当者との面談があります。
面接の日時や場所、面談時に必要な資料は、日本政策金融公庫の担当者から事前に電話または文書により連絡があります。

(3) 面接

面接では、申し込み時に提出した資料などを元に、事業概況や最近の営業状況、決算書の中身などについて質問があります。
面接は、大体1時間~1時間半ほどで終了しますが、日本政策金融公庫の担当者が店舗や事務所、工場等を訪問することもあります。

(4) 融資可否

面接後、通常1週間~2週間程度で融資の可否判断の書類が送付されてきたり、担当者から電話で融資可否判断がきます。
※融資が可であれば、融資手続き書類が送付されてきます。
※残念ながら、謝絶(否の判断)されても、何故謝絶されたかの理由は教えてくれない場合が多いですが、今後のこともありますので担当者にどうして否決されたのか理由をよく聞くようにして下さい。

(5) 融資実行

融資が決定すると、契約に必要な書類(借用証書)などが送られてきます。

必要事項を記入して日本政策金融公庫へ送付または持参してください。

書類等に不備がない場合、日本政策金融公庫に契約書類が到着後、2~3日指定口座に融資決定金額が振り込まれます。

なお、借入申込書を日本政策金融公庫に直接持参し、その日に面接を依頼したとしても、あくまで当日は受付のみで、審査・面談は後日となりますので、くれぐれも時間に余裕を持って融資準備をしておく事が必要です。
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