信用保証協会マニュアル
公開日:2019/12/26

「信用保証料とは・・・?」(信用保証協会)

「信用保証料とは・・・?」(信用保証協会)

「信用保証料とは・・・?」(信用保証協会)

信用保証協会の保証料については、初めて信用保証協会付き融資を受ける際には
「え、こんなに保証料が取られるの・・・」
と思われる経営者も多く、結構ばかになりません。

そこで、信用保証協会付融資で借入する際に、保証料が幾らかを知っておくことは、実際に使える金額であるかを知る為にも必要な事だと考えています。

ここでは、「信用保証料の料率や計算方法」等の概要を紹介します。

1、信用保証料とは

中小企業・小規模事業者は信用保証協会付き融資の場合、信用保証料を支払わなければなりません。
金融機関の取扱手数料や印紙代(信用保証協会付き融資は最終的に金融機関との契約となります。その為、金融機関との間で金銭消費貸借契約書を締結することになります。)を除けば、信用保証協会付き融資で考えれば信用保証料が費用として掛かると考えておけば良いでしょう。
印紙税額の一覧(国税庁ホームページより一部抜粋)

なお、信用保証料は、信用保証協会が中小企業信用保険への再保険に際し支払う信用保険料、代位弁済に伴う損失の補てん、経費等、信用保証制度を運営する上で必要な費用となっています。

責任共有制度の導入により、全国統一の取扱いとして、責任共有制度の対象保証には「責任共有保証料率」、責任共有制度の対象外保証には「責任共有外保証料率」が適用されます。

※「信用保証料」は保険料ではありませんので、信用保証協会による代位弁済が行われた後は、中小企業・小規模事業者から直接信用保証協会へ弁済することになります。

2、信用保証料の料率

信用保証料の料率は、中小企業・小規模事業者の財務状況などを考慮し、原則として9つの料率区分から適用されます。担保のご提供がある場合や会計参与設置会社である場合等には、割引が行われています。(一部、割引の対象とならない保証制度もあります)。

また、経営安定関連保証(セーフティネット保証)など一部の保証制度では、特別料率が適用されています。

3、信用保証料の計算方法

(1) 分割係数

分割係数とは、分割返済により返済の進捗を考慮した掛目のことです。

(2) 信用保証料の計算方法

①返済方法が満期一括返済の場合(確定日保証※の場合を除く)
貸付金額×信用保証料率×保証期間(月数)/12(円未満切捨て)

【計算例】
貸付金額1,200万円,信用保証料率 年1.15%,保証期間24ヶ月,満期一括返済の場合
信用保証料=12,000,000円×1.15%×24/12=276,000円

②返済方法が均等分割返済の場合
貸付金額×信用保証料率×保証期間(月数)/12×分割係数(円未満切捨て)

【計算例】
貸付金額1,200万円,信用保証料率 年1.15%,保証期間24ヶ月,分割係数0.60の場合
信用保証料=12,000,000円×1.15%×24/12×0.60=165,600円

4、信用保証料の支払い方法

信用保証料率区分は保証諾否とともに決定し、金融機関より渡される「信用保証決定のお知らせ」にて保証料率および保証料等が知らされます。

信用保証料は貸付実行時に金融機関にて、一括で支払うことが一般的です。
なお、一定の条件を満たす場合で、利用者からの申出がある場合には、分割での支払いも可能となっています。

※分割支払いの信用保証料は、一括支払いの場合の信用保証料額に徴収態様別係数を乗じた金額となります。そのため、一括支払いの場合に比べて支払い総額が多くなります。

5、信用保証料の返戻および精算

最終履行期限前に完済された場合等では、取引状況等により信用保証料の一部が返戻される場合があります。(1,000円未満の場合は返戻はありません。)

6、まとめ

今回ご紹介したのは、「信用保証料の概要や料率、計算方法」ですが、信用保証協会付き融資を受ける時には、必ずかかる費用となります。

そこで、信用保証協会付き融資の概要を知って頂くためにも必要な内容となります。
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