借入決算書
公開日:2019/12/25

金融機関の担当者が決算書を取りに来た時に、その場でチェックする項目とは・・・?

金融機関の担当者が決算書を取りに来た時に、その場でチェックする項目とは・・・?

金融機関の担当者が決算書を取りに来た時に、その場でチェックする項目とは・・・?

金融機関の担当者が決算書を取りに来た時点に、その場でチェックする項目ですが、来社時になるので、時間が無い中でのチェックになると考えると、それほど詳しくは見ないのが現実です。

しかしながら、この限られた時間の中で、金融機関の担当者が必要最低限チェックする項目があります。

ここでは、決算時に金融機関の担当者がチェックする項目を記載しますので、例え、金融機関の担当者との面談が苦手な経営者でも、このチェックする項目の印象が良ければその場で融資の話が進むかもしれませんのでポイントを検討してみます。

1、売上は伸びているか?

金融機関の担当者が、最初に見るポイントは売上が伸びているか、否かです。
そのため、金融機関の担当者は最初に決算書の損益計算書の一番上にある売上をみます。

結構、金融機関の担当者は単純で
「売上が伸びている→業績は好調→資金需要があるかな・・・?」
逆に
「売上が伸びていない→業績が悪い→なぜ悪い?→融資を申し込まれるとしんどいので、一旦支店に退散しよう・・・。」
という事になります。

その為、売上の伸びは基本的に重要なポイントです。

2、利益は確保されているか?

金融機関の担当者が、次に見るポイントは利益が確保されているか、否かです。
そのため、金融機関の担当者は次に決算書の損益計算書の利益をみます。

では、具体的にどの利益を見るのでしょうか?
基本的には、金融機関の担当者は、各利益がプラスかマイナスかを見ています。
なぜなら、利益ごとに、利益になる源泉が異なるからです。

①売上総利益
売上から原価を差し引いた利益です。
これが、マイナスだと原価割れと言って、そもそも融資の対象事業とは検討できません。
②営業利益
売上総利益から、、給料や必要な経費等の販売費、一般管理費費を差し引いた利益です。
事業における販売活動による利益を指し、本業から得られる利益です。
③経常利益
営業利益から金融機関への利息等を差し引いた利益です。
④税引き後利益
法人税や事業税等の税金を差し引いた利益であり、返済原資となり、自己資本が増加される利益です。
どの利益も重要な要素ですが、特に重要視している利益は・・・、
基本的には、融資を前提であれば、本業の儲けと、返済原資の確保が重要となります。
具体的には、売上総利益と税引き後利益となります。

ここがマイナスだと、金融機関担当者は融資に対し慎重になります。

3、返済原資は幾らくらい必要か?

これは、利益が確保されている事が前提となります。

金融機関の担当者が決算書を取りに来た時点で利益が確保されているのであれば、簡単に返済原資は幾ら位確保されているかということを計算します。

返済原資とは、直近の決算書から計算が単純可能な数字だからです。

ちなみに、
返済原資(=返済可能額)は、一般的に、「税引後当期純利益+減価償却費」
で表されます。

では、返済原資はいくら位が妥当なのでしょうか。
これは、借入金の種類によっても異なりますが、返済原資の考え方は、下記の②となります。

①短期借入金は
通常、入金等による資金繰りにより返済されるものとなります。

②長期借入金
約定弁済(金融機関担当者がヤクベンと言う単語になります。)が付され、毎月決まった金額が返済され、借入金の元金が減っていくものになります。
約定弁済は、通常、収益弁済(毎月の利益)で返済することが前提となります。

これを年間で考えると、
例えば、簡単な数字で表すと、
税引後当期純利益が、350万円
減価償却費が、150万円だとすれば、年間の返済原資は、500万円(350万円+150万円)となります。

一方で、毎月の約定返済額が、100万円だと、年間約定返済額は100万円×12ヶ月=1,200万円となり、

返済原資500万円>1,200万円となり、償還財源不足という事になります。

これでは、金融機関の担当者は「融資は難しいのでは?」と考えてしまいます。

4、まとめ

今回ご紹介したのは、「金融機関の担当者が決算書を取りに来た時点でその場でチェックする項目とは・・・?」ですが、あくまで、金融機関の担当者の決算書を見た第一印象ということになります。

何事も第一印象は大事な事です。

本来は、決算書のチェックポイントは、まだまだ多いのですが、あくまで、短時間で金融機関の担当者と経営者が同じ目線で決算書を見て話題に出来るポイントということになります。

質問は匿名で大丈夫です!

https://saii.mq/room/diunf0ra23

法人融資119番では、無料相談フォームから各種問い合わせを承っております。

お気軽にご相談ください。

関連記事

詳細
「次回の融資を申し込み易くするため、決算報告書には、事業報告書を添付しよう!」(決算書)
2019/12/26
借入決算書

「次回の融資を申し込み易くするため、決算報告書には、事業報告書を添付しよう!」(決算書)